節道 ② -ぶしどう
春日市 天神山 節道
麺:中細 スープ:節~~ん
価格:550円 替え玉:120 白飯:120円
武士の魂味わいます。
★★★★★
map
前回紹介したときから 外装が変わりました。
なんかカッコよくなりました。
ここには書きませんが ちょこちょこ来てます。
武士の道を極めるお店ですから
入るときは「頼まう!!!!」と大声で言わなければなりませんし
お店の方の返事は「どうれ!!!!」
いや ウソですw
物静かな店主さんらがニコニコ顔で迎えてくれます。
節道らぁめん550円。
白髪ネギの盛りも美しい。
こくん・・・・・
こくん・・・
魚介です。
とんこつ+魚介ですが昨今流行の味ではありません。
こくん・・・・
丁寧なとんこつスープ 味の丸みがまるすぎて
とんこつのワイルドな感じは皆無。
そして魚介。 これはもう節。明らかに節。
節からじっくり煮出された和の味わい。
昨今の魚粉入りラーメンのガキガキした魚介とは一線を画すこの丸み。
とんこつの酸味と節の酸味が球体となって融合し
舌の両サイドを 優雅に駆け上がります。
その丁寧に積まれた白い山を崩すのがためらわれるほど。
麺は柔らかめ。
表面のグルテンのはがれにじんわり染み込んだ酸味は
小麦感と相まって若干の味わいを纏う。
たまに白髪ネギをつまめば
しゃきしゃきとした食感で
それは最高の箸休め。
半分ほど楽しんだあとは ワサビ。
豚骨ラーメンに山葵!!!
鼻腔に抜ける和のコラボ。
少しずつ だが躊躇無く混ぜて
溶かしては呑み 溶かしては呑み。
新鮮な山葵の香りを楽しみます。
武士に生まれし幸せを
この時以上に感ずる機会は無きこと
これ間違いようの無き真実にござ候。
ランチタイムにご飯無料であるのに
それを頼まなかったのには
それなりのワケがあってのことでござる!
ご容赦召されい。
ちゃんぽん風と銘打たれた
焼野菜らぁめん。
武士と生まれたからには二杯食い。
これぞ黒田武士の作法にて候。
美しく盛られた焼き野菜。
イイ! ジャストな火の入れ具合!
シャキ感を保ちつつ火はしっかりと入って
野菜本来のうまみは確保。
センスだなぁ。
同じく若干やわらかめの麺は
染み込んだ味が少し濃い。
なぜなら このスープ。
野菜のうまみが滲み出た炒め油がMIXされたこのスープ。
こくが数倍増しで ノーマル節道らぁめんより
数段まろみが増している。
食べ進んでも食べ進んでも
まだシャッキリ感の野菜。
麺といっしょに食べるもまたヨロシ。
ベースはまさに節道スープ。
節道らぁめんと 焼き野菜入り節道らぁめん。
どちらかと言われれば 俺はやっぱり前者。
酸味のキレが違う。
シンプルで 味の階差がゆるやかで
豚骨と節の酸味が ゆったりとしたリズムで融合しているのに キレはいい。
そして何より最後の山葵。
我が心 奪われ候。
汁は呑め呑め 呑むならば~~
ここで疑問。
俺はめちゃくちゃにハマったこの節道らぁめん。
だが あまり評判は聞かない。
友人らも あそこうまいよねぇ って話は聞かない。
不安。
これはもしかして俺だけの感覚?
ん~~~・・・・
ならば! と ちーちゃんにメールしてみました。
さらに疑問が・・・
節道らぁめん550円 焼野菜らぁめん580円に対して
ちゃ・・・ちゃんぽん500円????
えっ???
普通 ちゃんぽんの方が高くない???
このお店の最安価麺は なんとちゃんぽん。
不思議・・・
ちゃんぽんも食ってきたぉ!
思わぬ伏兵にビビりあがってきたぉ!
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