宝山閣 - ほうざんかく
宝山閣
筑紫郡那珂川町西隈4丁目12-17
麺:細 スープ:しっとり
価格:500円(ラーメンギョウザセット800円)
行きたいと思ったら 早く行ったほうがいい。
★★★★★
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中華レストランで ラーメン500円というのは
それはけっこうリーズナブルだと思う。

おなかすいてたので ギョウザセットにしました。

あれっ 意外なことに細めん。
さすが福岡地区ですよ。

うん おいしいです。
ちょっと胡椒の香りがして。

ギョウザがね! でかくてうまいんすよ。
ガキの頃のまんまだ!

連れはからあげ炒飯。
これってアリそでなかなか無いメニューじゃない?

ちょっとちょうだい

炒飯というより焼き飯やね。
うん 好き。

報復に餃子取られた。

報復の報復でから揚げ取った。
味濃い濃いでうまいなこれ!

もうひとりの連れは 皿うどん。

パリパリ麺じゃないのがいい!
いわゆる長崎皿うどんはちょっと苦手なんすよ。
パリパリじゃないのは博多皿うどんって呼ぶって本当?

このお店に 行ったことあるひとも 行ったことない人も
「えっ? ★五つ???」って思ってると思います。
はい 五つです。
このお店大好きです。

私の★は味だけではありません。
その他の要件すべて含めてです。
このお店は その他要件の中に圧倒的アドヴァンテージがあるのです。
他の店には絶対に どんなに初期資本を投入しても
ぜったいに真似することができない素晴らしさがあるのです。

それは Theリアル昭和

どうですか! この造り この色使い!
まるで昭和40年代後期!
電気の傘なんか IKEAが懐古的に現代によみがえらせた系のご先祖様でしょ!
このオレンジの色使い スポット的ミニシャンデリアの造りがすばらしい。
しっかりと造りこまれたグラス棚をはじめとして なにもかもが昭和の職人のワンオフ物。

床や調度品にいたるまで すべてがKeepされていて
なおかつ すべてがまだ現役で稼働中!
こんな店はなかなか無い!
福岡市に隣接する田舎である那珂川町だからこそ
商売は続き、この状態をキープできたんだ!


小物に関しては
「そんなものはちょっと古い店なら けっこうあるじゃない」的なものが
ここにはすべて揃っている!

レジ横の小部屋

テレホンルーム!!!
公衆電話あるんですか?って聞いたら
「外しちゃいました。ピンク電話があったんですけどね」って。
もったいない!!!

「改装とかしたいんですけど なかなかねー」って・・・
もったいない! しちゃだめだ!
このままあと15年すれば 文化遺産も夢じゃない。
だめです。改装しちゃダメです。

実はね ここ何度か来たことあるんです。
この先のお寺が ウチの一族の菩提寺なんです。
私、山田の高木一族の末裔です。

オヤジやおいさんらーと中華食ったときの そのまんま。
このお店の前で取った写真もあるくらいです。
窓から見える景色は少しだけ変わりました。
川と木と竹しか見えない景色だったのに 少しだけ開発された感じが・・・
福岡市とその周辺域の人口増加はここ近年ハンパ無い感じで
那珂川町も那珂川市になるようで
そうなると 西隈~山田も住宅地とかになっちゃうんだろうか?
実際 岩戸小くらいまではだいぶ開けてきた感じするもんね。
そうなるとこの店も・・・・

ダメダダメダ! もったいない!
本当にもったいない!
料理の味もナカナカだと再確認できたし
お店は雰囲気たっぷりだし
このまま!このまま残しておくんだ!

よし、今度はチャポリタン食いに来よう。

ひさしぶりに マイルドセブンでも買って帰るか・・・・
今度、おふくろ連れて来よーっと。