ほったて小屋 - ほったてごや
ほったて小屋
福岡市西区野方6-730-8 map
麺:細 スープ:鶏こく
価格:600円 (白飯高菜セット680円)
ヌキの美学
★★★★★

気になってたのよ。
ずっと。
夜だけ鶏焼きのお店だったんだよね。
この店のハス向かいにも鶏のお店あるんだけどね。
そしたら昼、ラーメンはじめたんだよね。
歩いてすぐの距離に 右にも左にもうまいラーメン屋さんあるんだけどね。

クローズ感なかなかに強くてさぁ。
なんかキラって中まったく見えないから
お客さん入ってんだか入ってないんだかわかんないし
ドアもなんか見た目重くてさぁ。

うんw まさに店名どおりのほったて小屋w
むしろよく建てたなと思えるくらい。
すごいなぁ。建てるの手伝いたかったなあ。
楽しかったろうなぁ。

鶏ラーメンとかしわめしにしようかと思ったら
今日はかしわめし失敗しちゃったそうで
んじゃ 白ご飯と辛子高菜のセットをたの・・・・
頼んだ後にはっと気付く。
「俺、辛いの苦手やん」
辛いですか?って聞けばよかった・・・

おー????
ほったて小屋でラーメンっつーから どんなのかと思いきや
なんだかえらい本格的なの出てきたぞ。

おおおっ? シコいぞ!
呑み屋の昼ランチラーメンの麺じゃねぇぞw
小麦感もアリーの シコ感もアリーの 角感もアリーの。

表面の鶏油から もんもんと登ってくる鶏香がもう!

う~~ん すげぃなこれ。
鶏出しのコクとうまみをぎゅーってしてしすぎてない感じ。
コックコクなのにふわりと消える。
少しの油感を頬の内側に残しつつ。
これだけの鶏油なのに ウマサガンッとは来ない。
しゅーっとうまさレベルが上がって ふふふふっと消えて
でもゆるやかな香りが鼻に残る。
濃い。だが決してしつこくない。
よく出来てるなぁ!これ!

胸身のチャーシューも鶏油をまとう。
その胸身ならではのさらりとした鶏のうまみを軽く凝縮。

そう、辛子高菜。
辛くない? ほんとに?

辛い。だがジャスト。
俺の辛さ限界の4cm手前の辛さ。

鶏油にまみれた海苔で巻いて食えば
心はもうGo to Heaven。

なんだろな。
このバランス感覚。
鶏の味わいたんまり。 辛子高菜も辛い。
だが決してやりすぎない。
攻めてるけどギリまで攻めない。

迎えにいかない。
インパクトの瞬間だけスパッと。
惰性のフォロースルーから放たれた打球はゆるやかな放物線。

これは別メニューもイカなくちゃだわ!

夜も食ってみなくちゃだわ!

この発泡スチロールの意味も聞いてみたいし。
- 関連記事
-
- ほったて小屋 ② - ほったてごや
- ほったて小屋 - ほったてごや
- 横綱ラーメン ③ - よこづならーめん